日本ペイントの誕生した1881年

日本ペイントの誕生は1881年（明治14年）。

日本で塗装工事が始まったといわれている日米和親条約締結の年、1854年から27年。大政奉還からはたった14年しか経っていない。
江戸幕府終焉から明治20年頃までを文明開化と定義され、この時代が正に日本近代化のターニングポイントだ。

日本ペイント誕生140周年の時を理解すべく、1881年に起こった出来事をまとめた。

1881年の出来事

1月
明治法律学校(後の明治大学)創立
両国大火(神田から出火し深川まで延焼、焼失10637戸)

2月
パナマ運河起工
ロシア帝国・清間でイリ条約締結

3月
ルーマニア王国成立

4月
大阪鐵工所（後の日立造船）設立
三省堂創業（教科書・辞書で有名な出版社）

5月
ベルリンで世界初の電気路面電車が走行
東京職工学校（後の東京工業大学）設立

6月
東京物理学講習所(後の東京理科大学)設立

7月
明治生命創業(日本初の生命保険会社)

8月
テニス大会、第1回全米シングルス選手権(後の全米オープン)開催

10月
国会開設の勅諭
自由党結成（板垣退助）。日本最初の近代政党。1884年解散。

11月
明工舎(後の沖電気)創業
日本鉄道設立(日本初の私鉄。1906年11月全線国有化）

12月
ロサンゼルス・タイムズ創刊
陸軍刑法・海軍刑法制定

1年だけ切り取ってもトピックス満載のすごい時代だ。

そして21世紀に入り、日本のみならずアジアを代表する、世界的な塗料メーカーにまで発展した。

そんな日本ペイント140周年を祝福すると共に、今後の活躍に大いに期待したい。

最後にニッペ沿革のYouTubeをご視聴していただき、日本ペイントの歴史を振り返ろう。

©︎PaintBiz By 二見勇治