目を護るのも仕事!塗装工事と防護メガネ
3Mセキュアフィットシリーズ
先ずはこちらの動画を見て保護めがねを考えてみたい。
紹介した動画は3Mセキュアフィット。この商品には様々なラインナップがあり、ゴーグルの縁にクッションが付いている商品もある。
3Mでは縁のクッション材をガスケットと名称をつけており、隙間からの異物進入を食い止めてくれる。
こちらの動画もあるので、以下で確認して欲しい。
https://youtu.be/2FDzQZg_-XU
クッション材が付いていることで、隙間がなく様々な方向からの飛散物に対応している。
また、このゴーグルにはバリエーションがあり、安いと1000円以内から、高くとも2000円程で購入が可能だ。
しかし、塗装工事ではゴーグルに埃やケレンカスは付くため、掃除方法などの取り扱いも考える必要がある。
例えばメガネ表面の汚れを落とす際は、いきなりタオルやウエスでは拭かず、一度水で流さないと表面に擦り傷が入りスグに使えなくなる。
作業着で擦るのはもっての外だ。
曇っているゴーグルだと気分が滅入り、ゴーグルを外すと待ってましたとばかりに異物が飛び込んでくる。
視界をクリアーに保つことも、仕事のひとつとして考える必要があるだろう。
最後になるが、冒頭に出てきた作業員は、近くの総合病院や大学病院には行かず、労災の問題があることから、会社の指示を仰ぐため「目にワイヤーが入ったままの状態」で、1時間の帰路に就いた。
©︎PaintBiz By 二見勇治
著者:二見勇治 Futami Yuji
建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。