ペイントビズ(PAINTBIZ)

塗装の現場とトイレとうんこ問題

トイレもスマホの時代

アプリ:トイレ情報共有マップくん
開発:FARBEYOND LLC
価格:無料
トイレ情報共有マップくん Android版
トイレ情報共有マップくん iOS版


このアプリは日本全国のトイレを網羅した、公共トイレを可視化するツールだ。
更にGPSを使えば、現在地に近いトイレ情報も取得できる。

マップはGoogleマップ上に配置されたトイレが表示され、更に公衆トイレ以外でもトイレ利用が出来る、スーパーや飲食店も表示される。

戸建塗り替えの職人ならば、ノッコミ前にこのアプリでトイレの場所を事前に把握すれば、イザというときも安心だ。

また、大規模、新築塗装の職人だとしても、行きと帰りに車を使っていれば、突発的にトイレが必要なケースもあるはず。

その際、コロナによるコンビニのトイレが不使用のケースを考えると、他の場所で用を足さなければならない。
しかし、知らない土地でトイレを探すことはそう簡単ではない。

そこで、この「トイレ情報共有マップくん」ならば、現在地に近いトイレを探すことができ、緊急事態を回避できるのだ。

日進月歩、様々なことがデジタルで解決し便利になるが、ツールの探し方や、そのツールの必要性を見出さないと、道具をうまく使えないどころかその道具に出会うこともない。
ペイントビズでは今後もこういったツールを紹介し、「建築塗装の仕事が楽になる」お手伝いを積極的に行いたい。

最後に国交省が公表している「建設現場における仮設トイレの事例集」をリンクしておく。

リンク:建設現場における仮設トイレの事例集 平成27年8月国土交通省 大臣官房技術調査課

上記の事例集では様々な仮設トイレが網羅され、トイレを設置する側にとって選考指標となるだろう。
また、仮設トイレは災害時には本当に無くてはならない死活問題として、阪神大震災では「トイレパニック」という現象が起こり、そこから災害時に対するトイレへの注目度も大きく変貌している。

我々、建築塗装業界でも毎日どこかで必ず、誰かのトイレ問題が起こっているはずだ。

そういった切実な問題をクローズアップし、今後も関係者の声を大便したい。 いや、代弁する。

©︎PaintBiz By 二見勇治

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二見勇治

著者:二見勇治 Futami Yuji

建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。