ペイントビズ(PAINTBIZ)

【Webインタビュー】ターナー色彩株式会社 ラバーペイント

2021.06.25

プロ野球場ラバーフェンス塗り替え指定塗料

取材:ターナー色彩株式会社 研究開発室部長 西原克俊(にしはら かつとし)氏
塗料:ラバーペイント(業務用)
協力:有限会社コートシステム・ヒラヤ

塗料販売:犬飼塗料株式会社
施工場所:松本市野球場ラバーフェンス

写真提供(有)コートシステム・ヒラヤ 写真撮影:赤羽真也 施工:松本市野球場ラバーフェンス 協力:長野県松本市 塗料販売事業者:犬飼塗料
写真提供:(有)コートシステム・ヒラヤ
写真撮影:赤羽真也

PBフタミ
はじめまして、ペイントビズの二見と申します。
早速ですが今回の取材の経緯としまして、お付き合いのある塗装工事会社さんがたまたま御社、ターナー色彩株式会社さま(以後:ターナー色彩)のラバーペイント施工すると聞きました。
それで話しを聞いたところ、「面白い塗料と思い、是非ともその塗料についてお話しを聞いてみたい」ということで、オンラインの取材を申し込ませていただきました。
現場は長野県、野球場のラバーフェンスを施工するということです。

宜しければ、ラバーペイントについてお話しを聞かせいただきたいと思います。

ターナー色彩株式会社 研究開発室部長 西原氏(以後:ターナー色彩西村氏)
ラバーペイントは当初ラバーフェンス用として開発してきた塗料です。従来は劣化したラバーフェンス(柔らかい下地)の塗り替えに普通の塗料を塗り、経時で割れてくることを知らずに施工されていました。
この問題を解決するために特殊な伸びの良い樹脂で塗料化しました。

ラバーペイントの開発の元々の狙いはタイヤの艶出しから始まりましたが、タイヤへの応用が難しく、そんな時にお客様から
「野球場のラバーフェンス」に塗ったら良いのでは、というお話しをいただきラバーフェンス用に力を入れるようになりました。

2009年を基点にして野球場の施工が行われ「非常にきれいに仕上がった」ことから、ラバーフェンスの塗料として認知が高まり、そこからラバーペイントの展開が始まりました。

PBフタミ
聞いた話しなんですが、他メーカーさんの塗料ですと施工後に、ラバーフェンスにボールが当たったときに、ボールに塗膜が付いてしまうと公式試合ではボールを交換しなくてはならず、ターナー色彩さんのラバーペイントだとそういう不具合がおきないと聞いています。
国内のラバーフェンスではトップシェアということでしょうか?

ターナー色彩西村氏
NPB(日本野球機構)※1のプロ野球チームが使用している野球場のラバーフェンスの塗り替えに、この材料を採用していただいています。
水性塗料ではこの商品が一番メジャーな商品です。
他社さんでは溶剤の塗料もありますが、昨今の環境問題もありますので、水性、溶剤を含めてこの商品が一番使われているのではないかと思います。

※1 (一社)日本野球機構は、日本プロ野球のJERAセントラル・リーグ及びパシフィック・リーグを統括する一般社団法人。国内「プロ野球」は、この日本野球機構が統括する。


写真提供:(有)コートシステム・ヒラヤ
写真撮影:赤羽真也
施工場所:松本市野球場ラバーフェンス

PBフタミ
野球ではホームランになるような打球がフェンスに直撃するのですから、相当な衝撃が塗膜に加わっても剥がれないのはスゴイですね。
野球場でのシェア率も頷けます。
それと、ラバーペイントの特設サイトを見させていただきましたが、そこ載っているエスカレーターのベルトというか、手摺りの部分にも本当に施工しているんでしょうか?

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二見勇治

著者:二見勇治 Futami Yuji

企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。