ペイントビズ(PAINTBIZ)

日本ペイントHDサイト リニューアル

新市場への伏兵現る

グローバルナビがひっくり返ったのは驚いたが、グローバルナビにはないコンテンツも実装されている。

ニュースリリースにも記載されているが、追加されたコンテンツは以下のとおりだ。

グローバルトピックス(グローバルナビ表示無し)
当社グループ各国の活動トピックや注目ニュースを掲載

ニュースリリース(グローバルナビ表示無し)
プレスリリースなどを含む最新のニュース、開示資料をカテゴリー別に掲載

事業領域
当社グループの事業領域を家庭用(DIY)/建築構造物用/自動車用/工業用/表面処理/船舶用の6分類の各分野において、強み特徴、製品、技術などを紹介

ブランド(グローバルナビ表示無し)
当社グループ製品ブランドをグローバルで紹介

Professional(グローバルナビ表示無し)
世界各国で活躍している技術者などを通じて、塗料の現場を発信

サステナビリティ
SDGs・ESGの視点を経営の中核に位置づけ、社会課題の解決を目指すサステナビリティ取り組みを紹介

投資家情報(IR)
財務情報、IR最新ニュース、開示資料等を掲載

研究開発
グループの研究開発や技術の最新情報を紹介

企業情報
会社概要、理念、沿革、トップメッセージ、ブランド一覧などを掲載

引用:日本ペイントHD “2020.12.17 ニュースリリース公式ウェブサイトリニューアルのお知らせ

ナビゲーションにおけるカテゴリー順序の変更については当事者でないと分らないが、クリエイター的に考えると、「リニューアルだから、順番も換えたほうが変わった感が強くなるんじゃない?」かもしれない。
勿論、きちんとした根拠や目的があっての変更だとは思うが。

そして新たに加わったカテゴリーには目を引く物があった。「Professional」のカテゴリーは非常に良い。

今までは資材メーカーというと、商品紹介や企業体制の取り組みのインフォグラフィックなどでの図解表現しているきらいがあるが、「人をフューチャー」しバックボーンが人で創られている事柄が綴られている。
このまま求人ページで転用しても良いくらいだ。
こういった表現は斜め読みしても写真による説得力が発生し、オウンドメディアとして成功しているのではないだろうか。

更にこれ以外のカテゴリーでは、更に目を引くコンテンツが出現した。
以前のサイトと比べるとフォーカスの度合いが大きく変更されているカテゴリー、新市場への伏兵が現れた。

しかも、もの凄く高く売れるのだ!

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二見勇治

著者:二見勇治 Futami Yuji

建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。