東日本塗料【衝撃!1キロ単位で量り売り】オンライン取材
東日本塗料スポーツ?略すと…
1月14日、PBササキから、こんなものが送られてきた。
令和3年1月5日発行の東日本塗料スポーツの号外だ。
えっ。ナニこれ?東日本塗料スポーツ?
略すと…
アクアファースト衝撃1kg単位で!!量り売り?
「東日本塗料スポーツ」?プライマーも?なんだこりゃ?
「東日本塗料スポーツ」だから、略して「東スポ」か?
だとすれば「東スポ」一面記事の伝家の宝刀、ガセと飛ばし記事の可能性が高い。
過去には「ツチノコ発見」、「フセイン インキン作戦」、「像じゃないネッシー怒る!」、「河童発見!」など、有象無象の見出しが躍ることで有名な新聞だ。
現在もそのパワーは衰えず、今日でもその素晴らしい見出しを量産し続けている。
それとも、「東スポジェネレーター」なる、東スポ見出しをマネる、アプリから抽出された画像だろか?
それにしては細部の文章まで、体裁が保たれている。
内容を確認すると「東日本塗料」の販促チラシであることが判った。
PBササキへ問いただす。
因みにPBササキは、都内大田区で親の後を引継ぎ、塗料販売店を経営している。
更に詳細を訊ねると、東日本塗料がこういったリリースを行うのは初めてだろう、とのこと。
「1月18日~」という内容であるから、販売店へは先行情報を送ったようだ。(1/14が本リリースの初見)
リリース内には「驚きとメディア受け、映えを狙っていく」との文章が光った。
「じゃー、ヤッテやろうじゃん!俺ら、ペンキ屋メディアだから!」と息巻き、PBササキ経由で東日本塗料へ連絡。オンライン取材の準備が整った。
気合が入る理由としては、この施策を拾えるのは我々ペイントビズしかないからだ!
他の塗料、塗装のメディアやリフォームメディアは年数の経過と共に高尚に変わり、様々な条件に縛られている。
こういった下らない、もとい、ウイットの効いたアプローチへは反応できにくい体裁になっているのだ。
と、いうことは、「もう、PaintBizがヤルしかないだろう」。
下世話な方法で来るなら上等!コチとら、ペンキ屋だ!
その数日後1月18日、この施策のリリース発表日、カラー版のチラシが東日本塗料のTwitterに掲載された。
1月18日(月)からアクアファースト量り売りキャンペーンが始まりました!
専用プライマーと共に1㎏単位でのお出しが可能となります。
「ほんのちょっとの面積」「無駄はできるだけ省きたい」
「せっかくおうちにいるからこの間にいろいろ直したい」
というご要望にピッタリ!
是非お問合せください! pic.twitter.com/N5OZ9eJDWe— 東日本塗料株式会社【公式】 (@HNT_paint) January 19, 2021
Twitterのアカウントを持っていない読者もいるため、リリース画像を以下に掲載。
どうやら2種類の塗料を、試験的に1kg単位、量り売りで出荷するとの施策。
では、オンライン取材の詳細を次のページに掲載したい。
しかし、PBフタミはここで大失態を犯す。
インタビュアーという立場でありながら、取材時に「量り売り販売する塗料」を別の塗料と勘違いしてしまう。
今回の施策は床材なのに、なぜか防水材料と勝手に思い込んでいた。
子供時分から見ていた、東日本塗料の「あのネズミ」のイメージが強すぎ、奴に引っ張られてしまったのだ。
著者:二見勇治 Futami Yuji
建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。