ペイントビズ(PAINTBIZ)

2023年4月《大阪マルテー祭の全容レポート》Vol.1

まだまだ序の口。各ブースを紹介!

次に目に入ってきたのが、特注刷毛。
昨今インスタ界隈では「自社用の刷毛を特注した」とかいう、タイムラインが流れてくる。
しかし、大塚刷毛では結構前から特注刷毛の受注を行っている。
興味があれば大塚刷毛に問い合わせをしてみるといいだろう。

その他、すずめ・塗来・伝翔・水星・ダメ込み隅切り用刷毛など、どのブースでも試し塗りが可能だ。

また各ブースでは、来客している塗装会社や塗料販売店のスタッフ達が、馴染みの営業マンとの写真撮影や動画を撮るなどイベント事として楽しんでいる。
そう、この会場にいるほぼ全ての人は、塗装・塗料関係者なのだと今一度気がつく。
超ディープな世界がマルテー祭だ。

次のエリアはローラー系。ここも商品ごとにブースがあり、ピーチ・ライム・マイクロエース・オールワン他、様々なローラの商品説明が行われていた。

続いて刷毛・ローラーコーナーの奥、マスカーコーナーに移動。
下の会場マップ、刷毛・ローラーコーナーの右側だ。

このコーナーでは大塚刷毛が販売している各種マスカーが網羅され、普段同じマスカーしか使わない人にとっては、商品の比較が出来る貴重な体験が出来る。
特に2層ステップマスカーには注目が集まっていた。

ここまでで入場から既に小1時間が経過し、会場の来賓者数もドンドン増え、会場は熱気に包まれていた。

続いて刷毛・ローラーコーナーとマスカーコーナーの中間に位置する、「刷毛ローラーお買得セット」のブースをたどり着く。

このブースでは価格に「驚愕!」。
あまりの激安価格に思わずペンキ屋仲間へ、写真つきでLINEする程の”破壊的セール”が行われていた。

流石、大阪では9年ぶりのマルテー祭だ!

大塚刷毛オリジナルの高圧洗浄機も超破格。

次のページは大塚刷毛の技術の真髄、刷毛の製造過程展示「刷毛づくりコーナー」に向かいたい。

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二見勇治

著者:二見勇治 Futami Yuji

建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。