パーフェクトシリーズブランドリニューアル記者発表&座談会
2022年9月14日、日本ペイント株式会社のパーフェクトシリーズ発売10周年を記念して、メディアを招いた記者発表&座談会と工場見学、パーフェクトトップの新デザイン初出荷式が行われた。
ペイントビズは無理やり押しかけ、見事潜入に成功!今回はその潜入レポートの記事化を行いたい。
取材・撮影:ペイントビズ二見勇治
事の起こりは9月6日、日本ペイントのプレスリリースを発見し、パーフェクトシリーズ10周年の記者発表を行うとの事。
内容は新製品の発表、工場見学、パーフェクトシリーズのニューデザイン出荷式と記載されているが、行く価値があるのかどうだか正直戸惑った。
事の情報を探るべく、ペイントビズのアライアンス先、塗料報知新聞社へ確認を行うとこんな話しが出た。
ペイントビズ二見(以後PBフタミ)
パーフェクトシリーズの記者発表で、一番向いている媒体(新聞や雑誌、Webメディアの総称)はペイントビズだと思うんですけど、なんか・・・行く価値あるんでしょうか?
塗料報知新聞社の森記者
日本ペイントが工場見学させてくれるって、滅多に無いから、ニッペの裏側を見れる重要な機会です。だから絶対行った方が良いですよヨ!
そんなこんなで、東京から約100キロ、栃木県は宇都宮駅へ向かう。
工場の見学と記者発表は想像が付くので、道中の電車では昼メシのリサーチと、帰りのグルメリサーチにほとんどの時間を費やした。
そして検索を切欠に思い出したのは、宇都宮は浜松に並ぶ餃子シティーだったことだ。
頭の中では「パーフェクトな餃子」を想像し妄想が膨らむ。どの餃子屋にするのか「孤独のグルメ」といった感じだ。しかし、まさかコレがその後のエピソードに繋がるとは、誰も想像しない奇遇な出会いがあった。
正にパーフェクト!
宇都宮駅に到着して、はっと気がついた。昼飯を食べている時間がない。仕方が無く軽食で済ませその後、塗料報知新聞社の記者と落ち合う。
日本ペイントが用意したタクシーに乗り込み、宇都宮駅から約30分、清原工業団地に位置する日本ペイント栃木工場に到着。
何気に同じ工業団地にあった、関西ペイントとロックペイントの工場を通り過ぎた後での到着だ。
工場に入ると、先ず目に飛び込んできたのは、パーフェクトシリーズの新しいのぼり。
Newデザイン。良~いんじゃない?
記者発表&座談会の会場はこんな雰囲気。普段は工場の食堂として使われている場所だ。
なかなかオシャレな内観。流石、国内塗料のリーディングカンパニー、福利厚生に抜かりがない。
メディアは11社が参加し、業界紙だけではなく一般紙の記者の方々も出席。
一応言っておくが、PBフタミは塗装職人の家で生まれ職人を経験しているが、何気に出版社の社員カメラマンだったときもある。
更にフリーカメラマン時代には多くの記者発表にも参加していた。なので記者発表は楽勝だ!
因みに、他のメディアは紙媒体(新聞)が多いため、紙面のスペースに制約がある。そのため各社の記事は、ザックリとした概要だけの記事になるだろう。
このことを考慮し、Webメディアのペイントビズでは、なるべく多くの情報で掲載を行いたい。※以後、超マジメに記事化。
最初の登壇者は日本ペイント株式会社の喜田 益夫(きだますお)代表取締役社長。※登壇者の敬称を省略。
日本ペイント㈱ 代表取締役社長 喜田 益夫:
今月、ラジカル制御型塗料のニッペパーフェクトトップが、2012年に発売して10周年を迎えました。
本製品の品質によって、おかげ様で施工店様、お施主様から非常にご好評を頂き、弊社の試算では戸建住宅で約60万戸分の販売実績を達成した、当社の主力製品の実績になっております。
そこでパーフェクトトップの発売10周年を機に、ブランドリニューアル及び、新製品について本日対外発表を行います。
今回の発表を持ちまして、皆様とのコミュニケーションを行うと共に、当社の技術・製作などをSDGsの視点をとおしてご紹介したいと考えております。
近年塗料は素材保護と美観の基本的な機能にとどまらず、抗菌・抗ウイルス・遮熱など新たな機能を求められ、高機能・高性能がクローズアップされています。
また、地球環境保護の観点から、製造段階での低環境負荷に伴い、水性塗料を促進とした環境改革製品の創出と普及が急務になっています。
当社としましても、新たな価値の創出に挑戦し、商品で社会課題を解決する姿勢を持ち、お客様へ価値のある製品をより早くご提供できるように勧めています。
皆様の生活において塗料は身近な存在であることは当然ですが、我々の日本の社会的役割が大きいと考え、SDGsの視点を経営の中核と位置づけ、日々事業を行っております。
本日はその具体的な取り組みを各セクションの責任者よりご説明を行います。その後の座談会では皆様の貴重なご意見をいただければと考えております。
日本ペイント㈱取締役常務執行役員 兼 営業本部 副部長 松本 顕:
営業とマーケティング部門を担当しております松本です。よろしくお願いいたします。
新商品の紹介の前に、まずは日本ペイントの建築用、重防食用、自動車補修用。この3つの領域のブランド戦略の編成をご紹介させて頂きたいとおもいます。
まず、建築用塗料では1990年、今では当たり前のような主流になったシリコン樹脂塗料を「シリコン伝説」のプラントで立ち上げ、その後に更なる高耐久の耐候性を増す、4フッ化樹脂塗料の「4F神話」というブランドを立ち上げました。
その後、環境対応塗料として現在では業界主流の遮熱塗料「サーモアイ」を展開してまいりました。
続きまして重防食塗料です。
下塗り、上塗り兼用のハイポンダブルガード。下・上兼用塗料によって工程短縮を行い、作業者の皆様へ貢献するというブランドです。
次にタフガード。従来コンクリートというものはあまりメンテナンスをする必要がないと言われておりましたが、昨今では剥落防止という機能を展開し、タフガードシリーズとして現在も数多くのご採用をいただいています。
続きまして自動車補修塗料。
先ずはアドミラ。こちらは国産初の一液型のカラーベースコートです。この一液型を進化させた形がレアル。特化則、低VOC化を達成いたしました。
この2商品が現在でも主力として展開しております。
最後に、SDGsの関係で水性化を強く進めるため、重防食分野では水性防食システム。
自動車補修分野ではnax E-CUBE WBという商品を展開をし急速に皆様から、多くのご採用を頂いております。ここまでが弊社のブランド戦略の背景となります。
後ほどドレスアップアートという新商品のご紹介をさせていただきますが、その商品の素材の背景としてサイディングボードがありますので、今一度サイディングについての整理を行いたいたいと思います。
サイディングボードは当初1960年に登場し、単純な単色模様で始まりましたが、2020年度では非常に深みがありランダムな衣装性の高いものにサイディングコート自体が変わってきました。
更に今では住宅用80%を占める素材になり、それまでのモルタル外壁への対応から、サイディングボードを中心に新製品を展開し、皆さまへベストなご提供を主と捉え、商品開発をしております。
ドレスアップアートは今年の7月に発売の商品です。従来、先ほどのサイディングボードと同様に単色ですと意匠性が好ましくない単純な状態で、改修用塗料では主でしたが、展示してある塗り板をご覧いただければ分かるとおり2色3色という基材を交え、既存の意匠性が高いサイディングボードを損なわず、尚且つより塗装による意匠性の付与へ注力し、改めて開発をした商品がドレスアップアートとなります。
パーフェクトトゥルーマット。
こちらが本日、皆さまにご紹介しますパーフェクトシリーズの最新版です。
昨今、非常にマット、つや消しに対するニーズが増えています。従来であればつやあり塗料の”艶”を調整をして、というのがつや消し塗料でしたが、この商品は1からつや消しで開発し作業性と耐候性と弾性とを合わせを持った、真のつや消し塗料です。
特徴としてつや斑になりにくく、尚且つ汚れも付きにくい高耐候性能を有した塗料のため、今後より多く皆さんにご採用頂けると考えています。
以上です。
日本ペイント㈱ 理事 兼 技術本部 本部長 野嶋 健司:
私からは、SDGsの取り組みについてご説明させていただきます。
当社は社会課題と技術テーマを結び付け、SDGsに貢献する技術や製品開発を継続的に実施し、研究開発を行っています。
現在、様々な社会課題がありますが、その中でも「健康と環境保全、エネルギー資源の節約」、この3つを主な課題として捉えております。これらの解決に導く製品をサステナビリティ製品として位置付け、既存製品の改良と新商品の開発を進めております。
今後もサステナビリティ視点に立った技術革新・製品拡充を中長期的に行い、顧客をはじめとする全てのステイクホルダーへ新たな価値の提供を考えております。
また、研究開発の活動は自社のみではなく、東京大学などのオープンイノベーションの活動も活発に行っています。
例えば、抗ウイルス・抗菌といった機能は、人には見えないために「本当に機能しているのか?」という判断が難しい部分があります。
そこで抗菌機能の効果を可視化する、基盤技術の研究開発に取り組んでいます。
Withコロナの大変な時代、確かな方針の効果で「社会へ安全と安心」をご提供いたします。
今回、その中でもひとつの事例をご紹介いたします。当社のプロテクトンの抗菌効果を可視化する実験によって検証を行いました。光る大腸菌の増殖を、どの程度抑制できるかという研究による検証です。
こうした研究も東京大学との共同研究になりますが、今後も社会課題を解決に貢献する、開発を当社一丸となって進めてまいります。以上です。
執行役員 兼 生産物流本部 本部長 本田 耕一 :
当社の生産物流領域におけるSDGsの取り組みについてご説明をいたします。
私たち生産物流本部は、持続可能な生産供給体制で実現を大きな目標として、日々活動をしております。
本日出荷式を迎えたパーフェクトブランドシリーズは、年々出荷率が増加しており、この市場の拡大に合わせた生産供給能力を拡大と、環境と安全に配慮したマテリアリティとの両立が求められていると考えています。
私たちはこれまでも、環境負担の少ない水性塗料への置換と、供給能力の拡大を積極的に進めてきます。
パーフェクトグランドの筆頭製品であるパーフェクトトップは水性化促進の牽引役となっております。
我々は工場における環境負担がより少ないエネルギーの活用や、サプライチェーンで排出するCO2の削減など積極的に取り組んでいます。
例えばもう一つのマザー工場である、岡山工場においてボイラーのエネルギー源を、重油から天然ガス置換することによって、よりCO2の排出量を少なくしました。
また大阪地区においては、再生可能エネルギー由来の電力にシフトをしております。
このように当社は、地域社会の皆様、取引先の皆様、社員そしてそのご家族の安全安心を提供することが何よりも優先されるべきだと捉え、現状に満足することなく、安全安心が高い意識を維持向上できるよう、活動を行っております。
活動の成果を一つお話しさせていただくと、この栃木工場では危険物を使用して操業していますが、火災事故の防止には特に力を入れています。
危険物保管の冷却施設の導入。夜間の設備監視の強化。静電気対策の徹底など、地道な安全への取り組みを重ねています。
こうした栃木工場の取り組みにに対しての評価として、栃木県危険物保安協会様より、本年(2022年)の7月に保安協会「会長表彰」をいただきました。私たちが長い間積み重ねてきた、努力を認めて頂いたものと考えております。
次にNPTU※1生産物流の具体的な取り組みについてご紹介をいたします。
※1日本ペイント株式会社の略称
製品を皆様へお届けお客様へお届けするまでのサプライチェーンですね原材料の調達
工場での製造や倉庫での材料出荷、受注発注、配送など多くの過程と、沢山の部署の人が関与することによって成立いたします。
過去からサプライチェーンの中における、各々の部門では部門最適の実施はしてきていましたが、それぞれの部門が複雑になる状況において、全体の最適化を追求することは容易な事ではありませんでした。
私たちの日々の活動によって蓄積されるデータは、サプライチェーン全体で見ると膨大な量になります。そのためこれまでの部分最適を繋ぐ、業務の中に隠れている問題を探すのは大変な作業です。
この課題を解決するために、現代のデジタル技術を活用することで事業活動を客観的に確かめることが可能になりました。
これまでは見つけ難かった「問題がどこにあるのか?」ということを明確にできるようになり、改善が可能になります。同様に製品輸送時のCO2排出量の全体を把握することも、ツールを導入することによって容易に行えることができます。
まとめ輸送というのものがあり、例としてあげます。年間数十万という輸送網の中から、まとめ輸送による総距離を減らし、削減効果の測定も容易になります。
更に製造や調色の効率というのは原価転移につながるため、長年継続的に生産部門で取り組んでいる活動ですが、これはエネルギー転移にも当然つながります。
本日、発売10周年の出荷式を迎えたパーフェクトップの生産を例に挙げますと、上梓以来、製造・調色はじめとする現場での様々な効率化を実施したことで、製造初期の1トンあたりのエネルギー使用量を約63%削減しております。
企業として事業を継続するための利益追求は勿論ですが、環境負担の低減と持続可能な事業活動とを、常にセットに考えております。
質疑応答
質問
日本経済新聞 記者
SDGs関連でお聞きしたいのですが、全商品をVOCをゼロにすることは出来ないのでしょうか?
また、出来ないとするならばナゼでしょうか?
2つ目に、このパーフェクトシリーズは日本の建築塗装においてのシェア率など、数字的な根拠をお教えください。
返答
喜田 益夫 代表取締役社長
先ず最初の質問に対して、ひとつの製品に対してはVOCゼロは達成出来るかもしれませんが、実際の市場のトレンド見たときに、溶剤系塗料や水系塗料やVOCゼロの塗料など、各々ニーズもあることから、我々としてVOCゼロには主導できないと考えています。
返答
野嶋 健司 技術本部 本部長
VOCゼロにする事がナゼ難しいかというと、有機溶剤は乾燥のスピード、いわゆる蒸発速度を自由に調整することができます。しかし水性塗料の場合は溶剤として水を使っておりますので、水の蒸発速度に乾燥性が左右されてしまいます。早く乾かしたい、若しくは早く乾かなければいけないような状態の塗装を求めえられたりと、これがVOCをゼロにする事が難しい事のひとつです。
他にも沢山理由はありますけれど、簡単にご理解いただける点はその部分になるかと思います。
返答
今泉 昭彦 取締役副社長 兼 営業本部 本部長
「国内の建築市場における、パーフェクトシリーズの売り上げが何%位とみてますか?」というご質問でしょうか?
当社の建築外装分野における、屋根とか壁とか建築分野における売上という意味では、ほぼ4分の1ぐらいまで達している状況でございます。
全国の需要に比べてと申しますと難しいところですが、主観で申し訳ないですが5%強ぐらいは、このパーフェクトシリーズでですね、需要を席巻してるんではないかと考えております。
以上です。
質問
ペイントビズ二見
この度はパーフェクトシリーズ10周年おめでとうございます。
新商品のパーフェクトトゥルーマットはつや消しですが、御社の商品でインディフレッシュセラというつや消しで売れ筋の商品があると思います。こちらは廃盤にせずに併売されるのでしょうか?
次にファインパーフェクトトップの事について、現場の声なんですが、既存塗膜が塗替えて10年経ったものでも、若干縮みシワ(溶ける)が出来るという事で、ファインパーフェクトトップの2液型が欲しいという声があります。いかがでしょうか?
返答
今泉 昭彦 取締役副社長 兼 営業本部 本部長
インディに関しましては廃盤にする事は検討しておりません。全く同一のつや感ではなく、多少仕上がりが違いますし、それぞれにニーズがあり、併売していく現状です。やはりパーフェクトトゥルーマットが今後どれだけお客様に気に入って頂けるかということが、様々な決定事項になっていくかと思います。
返答
野嶋 健司 技術本部 本部長
先ほどのご質問ですが、弱溶剤型の塗料になりますので、パーフェクトトップだけではなく弊社の商品、他社の商品同様、技術部門でも認識をしております。やはり、シンナー組成の調整が難しいので、その部分については弱溶剤共通の問題であると考えています。
また、2液型の発売については、現段階ではお答えが難しく、回答を差し控えさせて頂きたいと思います。
質問
コーティングメディア近藤
ブランドリニューアルについて補足をお願いしたいです。10周年という事がひとつの切欠になっているかとは思いますが、なにか営業戦略上の切欠があるのでしょうか?
最初の質問とかぶる部分がありますが、戸建60万戸の換算は、過去御社のシリコンベストと比べてどうなのかとか、何か社内的な比較があればお教えください。
返答
喜田 益夫 代表取締役社長
今回、この10周年のリニューアルは、これは感謝として行わせて頂きました。なにか戦略のような目的ではないです。またこの10年間、パーフェクトシリーズは常に右肩上がりで、売上を出させていただき、我々の中でもフラッグシップ塗料なので、10周年をひとつの節目と考え、これから先、更に10年続けれるようにお客様への感謝の意味を込めてのブランドリニューアルです。
もうひとつは元々パーフェクトフィラー、パーフェクトサーフなどでやってきておりますが、パーフェクトシリーズという形はひとつのコンセプトとして「塗りやすい」ことです。安くて良い物とかそういうことではなく、一番最後、塗って頂く方、ペインターの方が塗りやすくて「何回も塗りたいな」と、なって頂く目的で作った商品でした。
塗料の機能が多角化していく中、我々としての原点というべき商品ですので、自社内の気を引き締める意味もあり今回のイベントを行いました。
返答
松本 顕 取締役常務執行役員 兼 営業本部 副部長
ご興味頂きありがとうございます。シリコン伝説のシリーズの商品ラインナップ数と、4F神話とパーフェクトシリーズでは製品数が違いますので、この3つのブランドを比較した事がございませんので、ご質問の数字的なデータを持ち合わせておりません。申し訳ございません。
返答
今泉 昭彦 取締役副社長 兼 営業本部 本部長
先ほど喜田から話しがありました補足として、後ほど私のほうからブランドリニューアルの説明を行いますが、2010年からこのブランドが立ち上がっております。
様々な技術の積み重ねで現在ではブランド内のラインナップが30程に増え、意匠感の統一性が無くなってきていた部分がございます。
そういう事もあり今回のパッケージの統一性を含めて10周年のブランドリニューアルとなっております。
質問
コーティングメディア近藤
現在、パーフェクトシリーズには何品目ほどあるのでしょうか?
回答
登壇者一同
30品目程じゃないの?(正確には31品目)
司会
皆様、ご質問ありがとうございました。
以上が記者発表&座談会となる。
次回、【日本ペイント】パーフェクトシリーズ 発売開始10周年 初出荷! Vol.2へつづく。
©︎PaintBiz By 二見勇治
著者:二見勇治 Futami Yuji
建築塗装アナリスト
企画・取材・撮影・動画清作・ライティング・マーケティング 担当
東京都出身。建築塗装業の長男として生を受け、多くの職人達の中で育つ。塗装職人と造園職人の修行を積んだ後、カメラマンへ転身。出版社カメラマンを経て2001年よりフリーカメラマン。
雑誌・書籍・広告撮影、塗装関連の写真・動画制作、リフォーム会社広告担当を経験。
建築塗装の新たな表現を模索中。